人にはたくさん筋肉がありますよね。
ちょうど顎の下あたりから首のあたり一帯に伸びる筋肉に広頚筋(広頸筋)っていうのがあるんです、こうけいきん。
首というのは急所のデパートみたいなもので、大事なものがたくさん詰まっています。
「日本のいちばん長い日」(半藤一利著)というノンフィクションの本があります。その中で阿南惟幾(あなみこれちか)が自刃いたします。その場面・・・
「すでに陸相は割腹を終わり、左手で静かに右頸をなで頸動脈をさぐっていた。
中佐は背後にうずくまって見守った。陸相の身体はゆらゆらと揺れていた。
短刀が右頸におしあてられ、力強く前に引かれた。」と。
首のことをちゃんと理解してないといざという時にも証が立ちません。絵を描くにしても、やっぱり同じで、首が分かっていないと赤ちゃんみたいに首が座らないことになります。
ところで、コーケーキン。 口を力いっぱい、いー!ってした時に皮膚の表面に見えるやつです。
薄っぺらい筋肉でね、下のギザギザのことろがチャームポイントです。
筋肉の始まりと終わりを、学術的な表現では起始と停止と言っていて。
「起始」は中心に近い側を、「停止」は中心から遠いところを指します。
それで、筋肉が停止する顎の下のところは骨にくっついているのに、起始のギザギザのことろは皮膚に張り付いているんだそうですよ!!
凄くないですか?
筋肉は骨にだけ付くものだとばかり思っていたもんですからね、( ゚Д゚)!ビックリです。
(以下ウィキペディアより)
広頚筋(こうけいきん)は頸部にある筋肉の一つ。下顎骨の下縁から、上胸部にわたる頚部の広い範囲の皮筋であることから名づけられた。首の表面に皺を関連する筋膜を緊張させ、口角を下方に引く働きを持つ。
広頚筋は、胸筋筋膜を起始とし、下顎骨下縁、咬筋筋膜、笑筋、口角下制筋、下唇下制筋に停止する。支配する運動神経は顔面神経頚枝である。
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