鮮やかな眩しい黄色の金蓮花。ナスタチウムとも言うらしい。自分で撮っておきながら、どこで撮影したか定かではない。
絵描きとして見るこの花は、花弁の鮮烈な黄色と、葉の明るい新鮮さのある黃緑とが美しい。絵にすれば充分主役になりうる存在があるよね。
とくに葉の形が一種独特の風情あり。
遠い昔、この花を今は亡き私の母が庭の鉢植えで育てていたのを覚えている。この花を見ると母を思い出す。
絵描き的に見ると金蓮花の花も葉もざっくりと黄色の部類に入る。それは絵の具の混ぜ具合からそう感じるのです。
おそらく、一般的には黄色と緑とは明らかに違う色ではあるのは知ってます。
絵の具の分量で言うと、あらかたは黄色で、そこに濃い緑を少し混ぜる程度の色がこの花の葉の色なんです。
絵描きはどうしても絵の具の混ぜ具合で色彩を認識する生き物ですから、世間一般と色彩の捉え方が違ってきます。
絵描きと言えば印象派の巨匠にクロード・モネという方がおりまして。
フランスのジヴェルニーにあるモネの庭には、「グランド・アレ(中央の小道)」と呼ばれる場所があり、彼はそこにナスタチウムを溢れんばかりに植えました。
彼はこの花が小道を覆い尽くし、陽の光を受けて輝く様子を愛したと言われています。
もし、いつの日にか自分にも庭を作ることがあったら金蓮花は外せません。
私もモネから多くのことを学ばせていただきました。私の描いた絵には、とくに風景画にはモネから影響を受けた痕跡が見て取れると思います。

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