真っ白な小花が溢れんばかりに咲き誇り、まるで雪が降り積もった枝がしな垂れているような、非常に幻想的です。
私は「賢者タイム」と称して自宅の周辺を定期的に散歩してるんです。単なる散歩も「賢者タイム」というとなんか哲学者みたいじゃないで、なんとも素晴らしい時間を過ごしたかのように錯覚しちゃいます。
それで近所には広瀬川があって、そのほとりによく足を向けます。そこでよくこの花を見かけるんですが、その繊細さに感激して、つい写真を撮ってしまいます。
この植物は、その姿から「ユキヤナギ(雪柳)」と思われますが、ボンヤリして分かんないよね。私は時々、ボンヤリした写真も良いもんだ、と思って撮ることがあります。
写真がボンヤリしていると、何だかなぁ、と感じる方も多いかと思います。しかし見方によっては想像力も膨らむってもんです。
ユキヤナギは**「春の訪れ」を象徴する花**です。
地域にもよりますが、一般的には3月から4月にかけて、ソメイヨシノ(桜)が咲き始める少し前、あるいは桜と重なるようにして見頃を迎えます。早春のまだ肌寒い空気の中で、一斉に真っ白な花を咲かせるその姿は、春の到来を告げる光の粒のようにも見えますね。
ユキヤナギは別名「コゴメバナ(小米花)」とも呼ばれるそうで。
小さく砕けた米粒のように見えることから名付けられましたが、古くは、貧しい恋人たちが贅沢な結婚式を挙げられない代わりに、この花を庭いっぱいに咲かせて「神様からの贈り物(お米)」に見立てて祝ったという言い伝えも。
たしかに、この花が春先に自宅の庭で咲き誇っていたら、もうそれだけで胸がいっぱいで幸せな気持ちにさせてくれますよね、すごいゴージャスな雰囲気なんですから。

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